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2024.11.15

変形性膝関節症に対する、幹細胞培養上清液注射と鍼灸マッサージの併用治療の効果

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 変形性膝関節症(膝OA)は、主に加齢により膝関節の軟骨が徐々に摩耗し、関節の痛みや可動域制限を引き起こす疾患です。

 多くの場合は、まず、保存療法として、体重を減らしたり、膝周囲の筋力強化をしたり、サポーターやインソールを使用して膝への負担を軽減したりして、症状の悪化を防ぎます。保存療法で十分な効果が得られない場合は、注射療法により、ヒアルロン酸注射やステロイド注射を行います。
 上記の療法でも症状の改善がみられない場合は、手術療法が検討されますが、高位脛骨骨切り術や人工膝関節置換術といった大がかりな手術となり、二の足を踏む患者様が多くいらっしゃいます。

 しかし最近では、手術療法の前段階として再生医療による治療の研究が進み、その効果が期待されています。具体的には、PRP(多血小板血漿)療法や幹細胞培養上清液療法等が挙げられます。

 東京銀座メディカルクリニックでは、幹細胞培養上清液皮下注射により、個人差はありますが炎症や疼痛の抑制に一定の効果が見られます。
 また、東洋療法(鍼灸マッサージ)を併用することで、血行不良の改善により筋緊張の緩和が得られ、より一層の疼痛の軽減や関節の可動域制限の改善が期待できます。さらに、筋緊張の緩和が慢性疲労・自律神経の乱れ・精神的ストレスに対して改善の効果が得られ、相乗的に生活の質(QOL)を上げることも期待されます。

 膝の痛みにより、膝周囲(下半身)の筋肉が慢性的に緊張することで、身体の姿勢やバランスが崩れ、二次的・三次的に膝以外の部位にも問題が発生することが多々見られます。その為、東京銀座メディカルクリニックでは、患部のみに対する治療ではなく、全身の状態を整えるために全身調整治療を行っております。

 既存の治療方法で効果が得られず、慢性的な痛みを抱えお悩み中の患者様は、新たな治療方法を検討されてみてはいかがでしょうか?

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