シャワー後の肌の引き締めの原因が研究中

肌メカニズムの研究

未だ解明されていないが少なくない肌のメカニズム。
今回は、とある研究から解明されたシャワー後の肌の引き締め感についてお話しいたします。

研究内容

この研究の定義としては、まず、「肌は外部からの刺激に最もさらされている器官であり、角質層が外部刺激のメインのバリア」と前提。
角質層は、洗顔剤や石けんの使用により収縮し、保湿ローションや乳液により膨張するとされています。

つまり、シャワー後や洗顔後に感じる引き締めは、角質層の変化が特定の信号を脳に送ることで説明がなされる模様です。
研究関係者は、この一連の変化が将来的に化粧品の改良に寄与する可能性があると期待しています。

今後の進展

しかし、この一連の感覚の流れ(皮膚のメカノ受容体と感覚ニューロンの活性化メカニズム)は、未だ確立されていません。
将来的には、角質層の作用をもとに、ウェアラブルデバイスなどで脳へと信号を送る開発が行われている模様です。

※参考記事
https://www.premiumbeautynews.com/en/neurosciences-now-we-know-why-does,22700

著者紹介

店網 均 院長

東京銀座メディカルクリニック編集部
店網 均 院長 監修

金沢医科大学卒業後、東海中央病院、亀田総合病院麻酔科、大手美容外科を経て東京銀座メディカルクリニック院長就任。
日本抗加齢医学会 正会員日本化粧品検定 1級日本救急医学会ICLS資格ボトックスビスタ® 認定医ジュビダームビスタ® 認定医ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医。

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