赤ら顔について
リンゴのような「赤ら顔」の主な原因と対策方法4選
頬がぽっと色づく程度の顔の赤さならば可愛いものですが、顔全体が真っ赤に染まってしまうほどの「赤ら顔」は大きなコンプレックスになりますよね。
ファンデーションでカバーをしようとすると、つい厚塗りになってしまったり白浮きしたりすることもあるでしょう。赤ら顔は、カバーをすることを考えるのではなく、スキンケアや生活習慣によって改善を目指すのが正解です。
今回は、赤ら顔の主な原因や対策方法をご紹介したいと思います!!
「赤ら顔」の主な原因とは?
・強い刺激を与えている
洗顔やクレンジングの際にゴシゴシと強くこすったり、ピーリングなどのケアを行いすぎたりすると、肌に強い刺激が加わって赤ら顔になることがあります。
強い摩擦が加わることで肌が徐々に薄くなり、下に流れる血液が透けて見えることで赤ら顔になってしまうのです。
・ニキビやニキビ跡
生理前やストレスを感じるとニキビができやすくなるという方は多いと思いますが、ニキビの炎症やニキビ跡も赤ら顔に見える原因の1つです。
とくに、大人ニキビは一度できると治りづらいもの。ニキビ跡になると、さらに長期間肌に残り続けるため注意が必要です。
・敏感肌
少しの刺激でも肌にピリピリとした痛みを感じたり、かゆみが生じてしまうような肌のことを敏感肌といいます。敏感肌の場合、肌の表面にある角質層の水分量が少なく、肌のバリア機能が低下しているのです。これに加え、角質層自体が薄くなっていることもあり、皮膚の下の血管が透けて見え、肌が赤くなることもあります。
赤ら顔にもう悩まない!今日から取り入れたい対策術
1.優しく丁寧な洗顔やスキンケアを心掛ける
赤ら顔を防ぐためには、強い摩擦や刺激などを与えないようにすることが大切です。クレンジングや洗顔時には極力肌をこすらないように注意し、ソフトな力加減で洗い流しましょう。また、赤ら顔が気になるときや肌荒れ時には、ピーリングなどのスペシャルケアをお休みし、肌を労わるケアを重視してください。化粧水でたっぷりと水分を与え、乳液やクリームで油分を補うという基本的なケアをしっかりと行うことが重要です。
2.生活習慣を改善する
つい夜更かしをしてしまったり、休日に寝だめをしたり、インスタント食品だけで食事を済ませてしまうということは誰でも一度は経験があるでしょう。とくに、一人暮らしの方や仕事が忙しいときなどは生活習慣が乱れがちですが、このような生活を続けているとホルモンバランスに乱れが生じるため、赤ら顔を改善するどころかさらに症状が重くなることも考えられます。赤ら顔の重症化を防ぎ、改善するためにはたっぷりと睡眠をとり、栄養バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
3.肌への刺激となるものをあらかじめ避ける
とくに敏感肌が原因で赤ら顔になっているという方は、スキンケア方法や化粧品だけでなく、身の回りのものにも気を配ることが大切です。たとえば、髪にワックスやスプレーをつけた場合、それが肌につくと赤みやかゆみの原因になることがあります。赤みが気になるときには極力整髪料の使用を避け、髪が肌につかないよう1つに束ねておきましょう。
また、枕カバーやバスタオルなどのアイテムは1日1回取り替えて、常に清潔な状態をキープしてください。
赤ら顔の主な症状を紹介しましたが、これ以外にも脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎など、皮膚疾患が原因となっていることがあります。これらが原因の場合には、セルフケアがかえって悪化を招くこともあるため、速やかに専門家へ相談するようにしましょう。