顔のたるみ
たるみの原因って?
顔・頬のたるみの原因には、大きく分けて「コラーゲンの衰え・減少」「筋力の低下」「むくみと脂肪の増加」の3つがあげられます。 年齢を重ねるとコラーゲン繊維は、弾力が失われてしまいます。 筋力の低下による影響も大きく、重力で頬が下がりやすくなったり、血液やリンパの流れが滞ってしまうのも要因なんです。
そして忘れてはならないのが生活習慣要因です。睡眠不足や栄養バランスの乱れ、喫煙は、どれもたるみの発生と大きく関わるものです。睡眠の質や量が低下したり、栄養が偏ったりすると、肌に必要な酸素や栄養素が行き渡らなくなり、肌の新陳代謝が滞ることでたるみを招きます。また、タバコは体内に大量の活性酸素を発生させ、コラーゲン生成に必要なビタミンCを破壊すると言われています。
顔を引き締めるために取り入れたい習慣
たるんでしまった顔を引き締めるには、顔の体操をおこなって筋肉を鍛えたり、血行を促進したりするのが効果的です。具体的な方法はさまざまですが、代表的なものとしては「あいうえお体操」などがあります。「あいうえお」の口の形を意識しながら何度も発声を繰り返します。それから、上を向いて舌を出し、そのまま舌を回転させる体操も二重あごやほうれい線などに対して効果的です。
プラスで行いたいのが頭皮マッサージです。頭皮マッサージは、5本の指を大きく開き、耳を中心にして頭部に指先を当てます。その上で、頭頂部に向かって円を描くようにして押し流していくのです。そうすることで、顔のたるみを引き上げ、同時に頭皮を刺激して代謝を活性化させる効果が期待できます。なお、この頭皮マッサージには疲労回復効果もあるので、疲れが溜まっていると感じたら、その都度おこなうのがよいでしょう。
体操やマッサージも生活習慣が乱れていれば効果は半減です。まずは、3食しっかり食事をとり、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。