ボルニューマーによる引き締めのメカニズム
ボルニューマーは、真皮層・脂肪層と皮膚の深い層へ均一な熱エネルギーを加えることが可能です。 ボルニューマーから照射される高周波(6.78MHz)は、皮膚のタイトニングに有効な周波数です。高周波治療の弱点である【痛み】をチップの改良により克服し、サーマクールと同等の効果を得られるようになりました。
ボルニューマーとサーマクールの違い
ボルニューマー | サーマクール | |
目的 | ボリュームアップメイン 高いエネルギーかつ安全性の両立 |
出力レベルはCPTから据え置き 安全性と効率性を重視 |
チップ形状 | HET(四つ角をなくしたデザイン)湾曲した表面 ヘッド部分が傾斜する |
特殊フィルム(特許取得済) |
チップ | 時間制限なし | 時間制限あり |
エネルギー | 6.78MHz ヘッドの内側から出力 放射線状に熱が放出 |
6.78MHz 先端のチップ中央から出力 熱が垂直に放出 副作用の大半はチップの角の熱集中が原因 |
冷却方式 | 水冷式 断続的なクーリング |
ガス冷却 クーリングとRFが交互に分割照射される |
振動 | 4段階 | 4段階 |
痛み | 鈍痛 エネルギーがヘッド内側から出るため、マイルドな痛み |
シャープな痛み チップのフレームからエネルギーが出るため、外側のエネルギーが一番強い 針で刺したようなチリチリした痛み |
治療間隔 | 半年に1回(効果は〜1年) | 1年に1回(効果は〜1年) |
部位に合わせた4種類のカートリッジ
※当院では3種類のみ
ヘッドの種類
お顔全体のタイトニングはもちろん、目元・顎下・首元のみなど・たるみや肌の弾力低下が気になるパーツのみの照射も可能です。
丸みを帯びた特別なチップ
痛みや副作用のリスクを緩和
ボルニューマーのカートリッジは特許取得済みの独自形状です。高周波(RF)によるエネルギーが集中しないよう、チップの角を丸くすることで皮膚に密着、熱が均一に伝わるように設計されています。肌に密着しやすく、均一に熱が伝わることで治療効果アップ。丸みを帯びたカートリッジは凹凸部分にしっかりフィット。火傷のリスクを緩和し、効果的な照射が可能とされています。また、ボルニューマーには強力な高周波(RF)によって生じる痛みや熱感を緩和する制御モード搭載されています。4段階の振動と水冷式システムにより、これまでの照射マシンと比べ痛みの少ないタイトニング治療と言えるでしょう。
高い効果と安全性にこだわった設計
ボルニューマーのカートリッジは「温度センサー」「4段階の振動・冷却センサー」による高い効果と安全性にこだわった設計になっています。
当院でボルニューマーをおすすめする最大のポイント
複合治療が可能
各治療のみでも効果をご実感いただけますが、組み合わせで受けていただくことで相乗効果が得られるため、複合治療をお勧めしております。
なぜ組み合わせるとよいのか?
ウルトラフォーマーMPTは4.5mm/3.0mm/2.0mm/1.5mmのチップで筋膜(SMAS筋)
真皮深層・真皮中層・真皮浅層に働きかけます。4.5~2.0mmのチップは従来のウルトラフォーマーⅢにもありましたが、1.5mmはMPTから初登場です。 1.5mmはハイフトーニングと呼び、美容液を浸透させながら真皮を引き締めていく効果があります。
一方ボルニューマーは真皮全体に熱を加えコラーゲン層を一度破壊し再構築していく過程でコラーゲンやエラスチンが増え真皮から肌を押し上げます。どちらも受けていただくことでより幅広く肌全体の層にアプローチすることができるため組み合わせを推奨しております。
ボルニューマの禁忌事項
- 心臓疾患のある方
- 埋め込み型の全ての電子機器(埋込型ペースメーカー、埋込型除細動器など)の治療歴がある方
- 金属系、金属プレートを埋め込んでいる方(歯科インプラントは除く)
- 妊娠中または妊娠の可能性がある方 授乳中の方
- 治療部位に感染症や重度の皮膚疾患が ある方(開放性の傷、重度のニキビ極度の乾燥)、出血性の疾患
- 白内障や手術歴、緑内障やその他眼の疾患がある方
- 治療部位にシリコン、プロテーゼが入っている方
ボルニューマの注意事項
- 糖尿病、てんかんの方
- 過敏症または肥厚性瘢痕のある方
- ケロイド体質の方
- 1か月以内にIPL、レーザー、ヒアルロン酸、ボトックス、脂肪溶解などの美容治療を受けた方
- 6ヵ月以内に施術部位に脂肪移植や皮膚移植された方
- 施術部位の皮膚状態によっては施術を行えない場合があります。(自己免疫疾患による皮膚疾患、皮膚がん、重度の皮膚疾患、単純ヘルペス等)