イボ・ほくろの分類
色素性母斑
特徴: 皮膚の色素細胞(メラノサイト)が集まり、黒または茶色の斑点として現れます。通常は良性ですが、大きさや形が不均一な場合は注意が必要です。
例: 一般的なほくろ、いわゆる「普通のほくろ」。
先天性母斑
特徴: 生まれた時から存在するほくろで、通常は大きく、色が均一であることが多い。大きさや形が異なることがあります。
例: 新生児の時からある大きめのほくろ。
後天性母斑
特徴: 成長過程や成人後に新たにできるほくろ。通常は比較的小さく、色が均一であることが多い。
例: 思春期や成人後に新たにできるほくろ。
複合性母斑
特徴: 表皮と真皮にメラノサイトが存在するほくろ。通常は平らで均一な色ですが、時に盛り上がることがあります。
例: 皮膚の表面が平らなほくろで、触れると少し盛り上がっていることがあります。
悪性ほくろ(メラノーマ)
特徴: ほくろに変化が見られ、色が不均一、形が不整、急激に大きくなる場合がある。悪性の皮膚癌であるメラノーマの可能性があります。
例: 色が不均一で、大きさや形が急に変わるほくろ。
※当院ではメラノーマに対しての治療は、できかねます。ご了承ください。