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2021.11.16

フォトフェイシャルとは?効果やデメリットを知って肌の悩みを解消しよう!

Category美容に関する知識
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  • #毛穴
  • #肌質改善

年齢を重ねるごとにシミ、そばかす、しわなど肌の悩みが増えてきたという人は多いでしょう。そういった悩みをまとめて解消できたら嬉しいですよね。

フォトフェイシャルという美肌治療なら、肌の悩みを総合的に解決できます。また、施術後すぐにメイクができるうえ、ダウンタイムもほとんどないので気軽に試せるのも魅力です。

当記事ではフォトフェイシャルの特徴や効果、料金の相場などを紹介します。

フォトフェイシャルでさまざまな肌の悩みを解消できれば、自分に自信を持てるようになりますよ。

フォトフェイシャルとは?

フォトフェイシャルは、IPLという医療用の特殊な波長の光を使用する美肌治療です。

フォトフェイシャルの光は、肌トラブルの原因となるメラニンを分解します。分解されたメラニンは肌のターンオーバーによって徐々にはがれていきます。また、同時に細胞を刺激してコラーゲン生成を促すことで、ハリのある肌に導いてくるのです。

とくに最新型のフォトフェイシャルM22は、従来機より光の波長の選択肢が増えたため、より高い治療効果が得られます。

以下でレーザー治療との違いを紹介します。

フォトフェイシャルとレーザー治療との違い

フォトフェイシャルと同じように光を照射する美肌治療にレーザー治療がありますが、フォトフェイシャルとレーザー治療には以下のような違いがあります。

フォトフェイシャル表

フォトフェイシャルとレーザー治療では光の波長が違うので、効果や痛みなどがまったく異なります

フォトフェイシャルが顔全体の肌トラブルを同時に改善できるのに対し、レーザー治療では肌トラブルをピンポイントで改善します。また、痛みやダウンタイムがほとんどないフォトフェイシャルに比べて、レーザーは麻酔が必要なほど痛みが強く、施術後数日間は保護が必要なのが特徴です。

どのような肌の悩みがあるのかによって、最適な治療法は異なります。フォトフェイシャルとレーザー治療どちらが自分に合っているか知るためにも、まずはクリニックでカウンセリングを受けてみましょう。

フォトフェイシャルの効果

フォトフェイシャルは以下のような肌悩みに効果があります。

  • シミ、そばかす、くすみ
  • 赤ら顔
  • しわ、たるみ
  • 毛穴の開き

シミ、そばかす、くすみのような特定の肌トラブルだけに効果があるわけでなく、肌トラブル全般に対して同時に効果が実感できるのもフォトフェイシャルの特徴です。

それぞれの肌悩みへの具体的な効果について見ていきましょう。

シミやソバカス、くすみの改善

シミやソバカスは紫外線の影響などでメラニン色素が沈着して起こりますが、フォトフェイシャルの光はシミやそばかすを薄くする効果が期待できます

なぜならフォトフェイシャルの光は黒色に反応する特徴があり、過剰に生成されたメラニン色素に作用するからです。

さらに、フォトフェイシャルなら一部のレーザー治療では禁忌とされている肝斑の治療も可能です(注1)。

フォトフェイシャルの光に反応したメラニンは、老廃物として皮膚のターンオーバーにより排出され、数日後には剥がれ落ちていきます。

また、肌全体のくすみも解消されて透明感のある明るい肌も目指せますよ。

赤ら顔の改善

赤ら顔は、顔の毛細血管が拡張して、肌表面に浮き上がることで起こる現象です。フォトフェイシャルの光は拡張した毛細血管を収縮させることができるので、赤ら顔の改善に繋がります

また、赤ら顔のもう一つの原因に、ニキビや乾燥などによる肌の炎症も挙げられます。フォトフェイシャルの光は黒色だけでなく赤い色素にも反応するため、そういった肌の炎症に対しても効果的です。

小じわやたるみの改善

加齢とともに、皮膚のなかのコラーゲンが減少することがしわやたるみの主な原因です。しかし、フォトフェイシャルはコラーゲンなどを作り出す繊維芽細胞の働きを活性化させるので、しわやたるみの改善に繋がります

フォトフェイシャルは目尻などの小じわにも効果が期待できます。また、しわやたるみは気にならないという場合でも、弾力やハリのある肌を目指すことができますよ。

毛穴の開きの改善

加齢による肌のたるみ、皮脂の分泌過剰などが原因となる毛穴の開きにもフォトフェイシャルは効果的です

フォトフェイシャルはコラーゲンの生成を促すことができるので、肌全体にハリを取り戻せる期待ができます。そうすると、縦に開いてしまった毛穴も引き締まり、目立たなくなります。

たるんだ毛穴を改善できるうえ、キメが整った肌に導くこともできますよ。

フォトフェイシャルの4つのメリット

フォトフェイシャルがさまざまな肌悩みに効果がある治療だと紹介しましたが、他にどのようなメリットがあるのか気になるでしょう

フォトフェイシャルのメリットはこちらの4つです。

  • 施術料金が安い
  • さまざまな肌悩みに同時にアプローチできる
  • 痛みやダウンタイムがほぼない
  • 日常生活の制限がない

フォトフェイシャルのメリットをそれぞれ詳しく紹介します。

施術1回の料金が1万円前後と比較的安い

フォトフェイシャルは1回の施術料金が1万円前後とされている場合が多いので、気軽に試しやすいのがメリットです。

ただし、初回は安いものの、2回目以降は2~3万円前後かかるクリニックもあるので気を付けましょう。

また、ステラM22 フォトフェイシャルのように最新型のマシンを使用しているクリニックでは、料金がやや高めな傾向にあります。

クリニックごとに導入しているマシンや料金は異なるので、複数のクリニックでカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

さまざまな肌悩みに同時にアプローチできる

フォトフェイシャルはシミ、しわ、赤ら顔、毛穴などさまざまな肌の悩みに効果があることはお伝えしましたが、こういった肌の悩みを同時に改善できるのがフォトフェイシャルの大きなメリットです

レーザー治療のような他の美肌治療でもシミやしわなどの改善はできますが、このような治療では肌トラブル全般に対して同時にアプローチすることはできません。

フォトフェイシャルなら肌トラブルごとに複数の治療を行う必要はなく、金銭的にも時間的にも負担が少なく済むというわけですね。

痛みやダウンタイムがほぼない

フォトフェイシャルの光は肌トラブルの原因となる部分にのみ反応するため、素肌を傷つけることがありません。

そのため、照射時の痛みも少ないうえ、ダウンタイムもほとんどないのがメリットです。

フォトフェイシャルは痛みに弱い人にもピッタリの美肌治療と言えます。また、仕事や私用などを考慮して、施術するタイミングを調整しなくてよいのも魅力的です。

メイクや入浴など日常生活の制限がない

フォトフェイシャルはダウンタイムがほとんどない治療法ですので、施術後もすぐにメイクをして帰宅できます。また、入浴やスポーツなどの制限もなく、いつもどおりの生活を送ることが可能です。

施術後も薬は必要ありませんが、フォトフェイシャルの効果を高めるための薬や化粧品を推奨しているクリニックもあります。

フォトフェイシャル施術後の肌は乾燥しやすく非常にデリケートな状態になっています。クリニックで薬が処方されなかった場合でも、美容液や保湿クリームでしっかり保湿しておきましょう。

フォトフェイシャルの3つのデメリット

フォトフェイシャルにはさまざまなメリットがある一方で、デメリットも持ち合わせていることを把握しておきましょう。

フォトフェイシャルのデメリットはこちらの3つです。

  • 高い効果を得るには複数回の通院が必要
  • 一時的にシミが濃くなる場合がある
  • 色素沈着を起こす場合がある

とくに、2つ目の「一時的にシミが濃くなる」と3つ目の「色素沈着を起こす場合がある」については事前に知っておかないと「効果がなかった」と勘違いしてしまうかもしれません

施術前にデメリットを正しく理解しておくことが重要です。フォトフェイシャルのデメリットについてそれぞれ詳しく紹介します。

より高い効果を得るには複数回の通院が必要

フォトフェイシャルはマイルドな光で徐々に肌を変化させていく美肌治療なので、1回の施術では満足いく結果を得られない可能性があります。もちろん、なかには1回の施術で効果を実感できる人もいます。

フォトフェイシャルは平均的に何回の施術を受ける必要があるのかというと、個人差はあるものの3週間ほどの間隔で5~10回の施術を受けるケースが多いです。とくにシミが濃い、しわが深いというように症状が深刻なほど通院回数は多くなるでしょう。

フォトフェイシャル協会が行った調査によると、多くの人が1回の施術で何らかの改善を実感していますが、約7割の人が3回目の施術、約9割の人が5回目の施術で「満足し、良くなった」との回答をしています(注2)。

通院回数が増すほど費用が負担になるうえ通院の手間もかかるので、途中でやめてしまおうと考えることがあるでしょう。

しかし、せっかく肌質が改善してきているのに、途中で施術をやめるのはもったいないです。できれば満足いく結果を得られるまで継続して施術を受けましょう。

なお、「フォトフェイシャルをやめると肌が元に戻るの?」と不安に思うかもしれませんが、フォトフェイシャルをやめて肌が元に戻ることはないので安心してください。ただし、フォトフェイシャルをやめた時点からの肌の老化は防ぐことができません。

フォトフェイシャルによってキレイになった肌の状態を保つためには、数ヵ月に1回は施術を行い、老化を極力防ぐのがおすすめです。

施術後一時的にシミが濃くなる場合がある

フォトフェイシャルによってシミが浮き上がっていく過程で、一時的にシミが濃くなる場合があります。しかし、濃くなった場合でもメイクでカバーできるほどですし、1~2週間経てば肌のターンオーバーによって自然に薄くなるので安心してください

もしもシミだった部分にかさぶたができた場合は、無理に剥がすと痕が残ってしまうかもしれないので、自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。

また、フォトフェイシャルを高出力で照射した場合にも、肌が炎症を起こしシミが濃くなることがあります。とくに肝斑は強い刺激により濃くなってしまうリスクが高いので、照射する出力を慎重に見極めなければなりません。

フォトフェイシャルの施術実績が豊富なクリニックを選べば、患者ごとの肌質に応じて最適な出力で照射してもらえるので、こういったデメリットは回避できます。

日焼けによる色素沈着を起こす場合がある

フォトフェイシャルの施術後に日焼けをすると肌が炎症して色素沈着を起こす可能性があります。また、過度に日焼けした肌への施術も十分に注意が必要です。そのため、施術前後1ヵ月は過度な日焼けを避けましょう。

日焼けした肌でも出力を調整すればフォトフェイシャルの施術は可能です。しかし、色素沈着を防ぐためには、フォトフェイシャルの施術を受けてもよい状態かを医師にしっかり確認してください。

また、施術後の紫外線ケアを徹底することも大切なので、施術当日には日焼け止めや帽子などを持参するとよいですね。

なお、施術後の肌は乾燥しているので、刺激から守るためにも保湿を心がけてください。

フォトフェイシャルの施術の流れ

フォトフェイシャルの施術を受ける前に、大体の流れを把握しておくと安心して施術に臨めるでしょう。

フォトフェイシャルの流れはこちらです。

  1. カウンセリングおよび診察
  2. 施術準備
  3. 施術
  4. アフターケア
  5. 帰宅

まずはクリニックでカウンセリングや診察を受けて、施術の方針などを医師と相談して決めます。

施術当日には、メイクや肌の汚れを落とすためにクリニックでクレンジングや洗顔を行います。そしてジェルを塗り、アイマスクで目を保護して、いよいよ施術に入ります。

クリニックによっては施術箇所への照射が終わった後に、クーリングをしたり美容成分を塗付したりすることもあります。施術後はメイクもできますが、メイクをしない場合も日焼け止めは必ず塗ってから帰宅しましょう

フォトフェイシャルについてよくある質問

フォトフェイシャルを受けたいけれど、不安や疑問をクリニックに相談するのをためらう人もいるでしょう。悩み続けてフォトフェイシャルの施術を断念することになったら、肌質改善のチャンスを失ってしまいます

また、シミやしわが濃く深いほど施術回数が増える可能性が高いです。そうなる前に、施術を受けておきたいですよね。

ここからは、そういった人でも安心してクリニックのカウンセリングに進めるように、フォトフェイシャルのよくある質問をまとめました。

フォトフェイシャルの料金の相場は?

フォトフェイシャルの料金の相場は施術1回あたり2~3万円ですが、初回は1万円前後で受けられるクリニックも多いです

フォトフェイシャルは保険適応外の自由診療になるので、クリニックによって料金は大きく異なります。

複数回施術を受けることも考えて、なるべく1回の施術料金が安いクリニックを選びましょう。

フォトフェイシャルができない場合はありますか?

フォトフェイシャルは基本的に肌質問わず施術できる治療法ですが、以下に該当する人はフォトフェイシャルの施術を受けることは避けましょう

  • 妊娠中、授乳中の人
  • 極度の日焼けをしている人、日焼けをする予定の人
  • 施術箇所に炎症をおこしている人
  • 施術箇所に湿疹・化膿した傷・おおきなほくろ等の症状がある人
  • ペースメーカー、埋込式除細動器を入れている人
  • 心臓疾患・悪性腫瘍を有する人
  • 糖尿病、アルコール中毒の人
  • てんかん発作の既往歴がある人
  • 光線過敏症の人、光感受性を高める薬を内服および外用している人
  • 真性ケロイドの人

※肝斑の症状がある方は施術により症状が悪化する場合があります。

施術を受けられる日焼けの度合いは素人では判断できませんから、クリニックのカウンセリングや診察の際に確認するとよいです。また、記載した以外の疾病や服用している薬などがある場合も医師の判断を仰ぎましょう。

フォトフェイシャルはエステサロンでも受けられますか?

フォトフェイシャルは医療行為なので、エステサロンではフォトフェイシャルの機器を導入できません。そのため、フォトフェイシャルを受けられるのはクリニックや病院などの医療機関のみです

エステサロンでフォトフェイシャルの類似品を使用して、「光フェイシャル」「フォト〇〇」などという名称でサービスを提供している場合もありますが、クリニックで行っているフォトフェイシャルとはまったく効果が違います。

クリニックのフォトフェイシャルに比べると、エステサロンの類似品は出力が弱いので、効果を得られるまでに長期間を要することになるでしょう。また、エステサロンでは万が一肌トラブルが生じた際にも医師が在籍していないので、迅速な対応ができません。

こういった点から、フォトフェイシャルを受ける際には必ず医療機関を選びましょう。

フォトフェイシャルは肌悩み全般に効果的!

フォトフェイシャルはシミ、そばかす、しわ、赤ら顔など、さまざまな肌の悩みに効果がある美肌治療です。また、シミ、そばかす、しわ、赤ら顔など肌トラブル全般について改善効果が同時に得られるのがフォトフェイシャルの魅力でもあります

レーザー治療よりも肌への負担が少なく、施術後はメイクも可能なほどマイルドな治療法です。痛みやダウンタイムもほとんどないので、日常生活に支障が出ないか不安な人でも安心して施術に臨めますよ。

フォトフェイシャルはクリニックによって料金や施術範囲が異なるので、複数のクリニックを比較することがおすすめです。

フォトフェイシャルで肌に自信を持つことができれば、人目が気にならなくなりますし、メイク時間の短縮もできますよ。肌質改善のためには、1日も早くフォトフェイシャルを始めましょう。

出典:

注1 不適切なレーザー治療で肝斑が増悪|日経メディカルオンライン
注2 よくある質問「何回施術を受ければ良いですか?」|フォトフェイシャル協会

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