【ハイフ】ウルトラフォーマー3とは?ハイフシャワーやアイハイフの違いも解説!
ハイフ施術で有名な、ウルトラフォーマー3。しかし、名前は知っていてもどのような特徴や効果があるのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
ウルトラフォーマー3は、リフトアップ効果を得ることができる医療機器です。ほかの機器とは違い、痛みを抑えた治療が可能なことが特徴です。また、効果や費用なども異なります。
この記事では、ウルトラフォーマー3の特徴や効果の違いを紹介していくとともに、ハイフシャワーやアイハイフの違いも紹介します。ほかの機器での施術との違いを理解することで、自信を持ってウルトラフォーマー3をの施術を受けることができるでしょう。
ウルトラフォーマー3の特徴や効果とは?
ウルトラフォーマー3はHIFU(ハイフ)治療を行うための機器の一種です。主にリフトアップ治療に用いられます。
HIFUとは、High Intensity Focused Ultrasoundのことで、高密度焦点式超音波(治療)を意味という意味です。。
ウルトラフォーマー3は、真皮層〜皮下組織〜筋膜に超音波エネルギーを収束させ、点状に無数の熱作用を加えてたるみを引き締めます。
ウルトラフォーマー3の特徴や効果の詳細をみてみましょう。
ウルトラフォーマー3の特徴
ウルトラフォーマー3には、下記3つの特徴があります。
- 切らないのにたるみやシワの改善効果
- 筋膜に熱が作用することでリフトアップとタイトニングする
- ハイフシャワーでの美肌効果
切らないので痛みが少なく、ダウンタイムがないというのがとても嬉しいですね。
具体的に効果や仕組みについてもみていきます。
ウルトラフォーマー3の効果
ウルトラフォーマー3を使った施術では、次のような効果が期待できます。
- タイトニング効果、小顔効果、フェイスラインの引き締め
- 目元周辺、額等の小じわ、ネックラインの解消
- 肌質改善(肌のはり、毛穴の縮小、等)の効果 (ハイフシャワー)
主に、リフトアップ、肌質改善の効果が期待できます。効果の持続期間はパーツによって異なりますが、目安として以下のような期間になります。
顔全体 | おおむね5~6ヶ月(2~3ヶ月でハイピーク、そのあと徐々に衰退) |
目元周り | 施術直後~1.5~2ヶ月 |
ハイフシャワー(肌質改善) | おおむね1ヶ月 |
特別な日のための準備ということであれば、上記を参考に効果が出て欲しい期間を考えて施術を受けるといいでしょう。
次に、ウルトラフォーマー3の仕組みを紹介します。なぜリフトアップ効果が得られるのでしょうか。
ウルトラフォーマー3の仕組み
ウルトラフォーマー3は、新陳代謝の働きを利用したリフトアップ治療を行うことができます。
傷ができると体がそれを治そうとする「創傷治療」と呼ばれる過程で、古い細胞が新しい細胞へと入れ替わっていきます。それが新陳代謝です。ウルトラフォーマー3は新陳代謝を利用して、治療を行っています。
さらに、筋膜と同時に真皮層にまで超音波をあてることも可能です。そのため、たるみだけでなく、コラーゲンの生成を促して肌のハリや弾力、小ジワまで改善することができます。
ウルトラフォーマー3では、皮膚に接触するカートリッジが1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mm、6.0mmと自在に変えることができます。超音波の焦点の深さを変えることで、皮膚の厚み、部位によって目的にあった最適な深さで治療することができます。
ハイフシャワーやアイハイフなどの施術の違い
ウルトラフォーマー3での代表的な治療法には、ハイフシャワーやディープハイフ、アイハイフがあります。同じ機器での治療でも、どのような違いがあるのでしょうか。
基本的にはリフトアップ治療ですが、それ以外にも期待できる効果があります。それぞれ、期待できる効果の範囲が異なるため、どんな効果があるのか特徴と合わせてみていきます。
ハイフシャワー
スキンタイトニング効果や毛穴の引き締めなど、肌質改善効果が期待できます。
施術の際は、1.5mmまたは2.0㎜のカートリッジを用いて、肌の浅い層のみにスピーディーに連続照射を行ないます。また、肌の浅い層のみに熱を当てるので、痛みやダウンタイムはほとんどないのが特徴です。
目元近くまで照射が可能なので、目元の小じわやたるみが気になる人にもおすすめです。
HIFU(ディープハイフ)
肌を奥深くから引き締め、リフトアップさせる治療です。深い層にアプローチするため、フェイスラインや頬のたるみの引き上げ、あご下のたるみの改善、目元のたるみや小じわの改善効果が期待できる治療です。
ディープハイフは、ウルトラフォーマー3の3つのカートリッジを用いて照射します。3層の深さ(2.0㎜、3.0㎜、4.5㎜)に重ねて照射し、真皮、皮下組織、SMAS(表情筋膜)と多くの層で皮膚を層状に収縮させることができます。それにより、肌を奥から引き締められるのです。また、皮膚を支える筋膜を熱収縮させることが可能で、皮膚の土台部分が強化されます。
アイハイフとは?
2.0mmカートリッジを使用し、目元周辺へ照射します。目尻の小じわ、まぶたの引き上げなどの効果があります。目元に使う施術をアイハイフと呼びます。
次に、ウルトラフォーマー3とほかのハイフ機器とは、どのように違うのかをみていきます。
ウルトラフォーマー3と他のハイフ機器との違い
ウルトラフォーマー3とほかのハイフ機器とは、どう違うのでしょうか。
同じハイフ治療でも機器によって、できることが変わります。今回は、ウルセラ、ウルトラセルQ、ダブロ、コントレックスなどのほかのハイフ機器をご紹介します。
ウルトラフォーマー3との違いを知ることで、自分にあっているかどうかを確認できますよ。
ウルセラ
アメリカのウルセラ社が製造・販売しているハイフ機器です。この機器からは言う治療が認知され広まったと考えられるパイオニア的存在の機器です。
数あるハイフ機器のなかでもパワーが強く、一番高い効果を期待できます。
しかしパワーが強い分、治療に痛みを伴い、治療前に鎮痛剤や麻酔クリームを使用するクリニックもあります。治療費もほかの治療と比べて高額です。
ウルトラセルQ+
韓国製のハイフ機器です。ウルセラは3種類のカートリッジですが、ウルトラセルQ+には2.0mmのカートリッジも備わっているので、より細部の治療が可能になります。また、ウルセラにはないボディ用のカートリッジもあります。
照射スピードが速く、短時間で治療が行え、照射エネルギーを細かく調整しやすいため、痛みを感じにくいことが特徴です。
ダブロ
ウルセラを手本として製造された、韓国製の医療用ハイフ機器です。
超音波を広範囲照射し、エネルギーを分散させるため、ウルセラと比べて痛みを感じにくいことが特徴です。その分、効果の持続も弱く、数ヶ月〜半年程度の持続です。
コントレックス
ダブロと同じく、韓国製の医療用ハイフ機器です。ウルセラよりは痛みが少なく、効果は半年〜1年程度持続します。
それぞれの機器に期待できる効果や、治療に伴う痛みの程度、効果の持続期間が異なります。ウルトラフォーム3は持続期間はこれらの機器よりは短いですが、その分痛みが少ないなどのメリットもありますね。
ウルトラフォーマー3のデメリットとは?
ここまでで痛みが少ないことやダウンタイムが短いなど、気軽に受けられそうなメリットを紹介しました。ですが、いざ治療を受けるとなると、副作用やデメリットが気になりますね。
そこで、ここからはウルトラフォーマー3のデメリットを挙げていきます。具体的には、効果の程度や照射後のケアや通うペースなどについてとりあげます。
自分にとってデメリットとなるかを、確認してくださいね。
劇的な変化が期待できない
強い痛みはあまりなく、ダウンタイムが少ない治療になります。一方で、糸リフトや切開リフトのような劇的な変化は1回では期待できません。
結婚式や、大事な発表会があるなど、効果を得たい期間が決まっている場合は逆算してから治療を受けるといいですね。
照射後は保湿ケアが必須
ハイフ治療を受けたあと、1〜2週間は非常に乾燥します。そのため、いつも以上に保湿を徹底する必要があります。
乾燥する程度の個人差はありますが、化粧水や乳液などは、いつもよりも保湿力のあるものを使いましょう。
定期的な照射をする必要がある
1回の照射で変化は感じられると思いますが、期待する効果を十分に感じるには定期的に照射する必要があります。
2回目以降は、3〜6ヶ月ごとに受けるこを推奨してるクリニックが多いです。
照射技術や値段の差が大きい
価格が明瞭でまわりと比べて安価なクリニックや、ショット数が明記されている場合は、避けたほうがいいかもしれません。なぜなら、技術力のある人が施術してくれるか分からないことが多いからです。
カウンセリングがしっかりしており、照射にこだわりがあり、結果を重視しているクリニックのほうが技術力がある場合が多いです。また、ホームページに実際に施術を受けた人の感想が載っているほうが信頼できます。
同じ機器を使っていても、治療する人による差は出るので、金額だけに惑わされず信頼できるクリニックを選びたいですね。
次に、ウルトラフォーマー3の治療はどのような人に向いているのかをみていきます。
ウルトラフォーマー3がおすすめな人
ウルトラフォーマー3での治療は、以下のような人におすすめです。
- 額のシワが気になる人
- 目元や目尻がたるんできている人
- ほうれい線やマリオネットラインが気になる人
- フェイスラインやほほのもたつきを改善したい人
- 二重アゴが気になる人
- 痛みやリスクの少ないリフトアップを受けたい人
- ダウンタイムの少ない治療を受けたい
「顔周りのたるみが気になるけど、手術を受けるのは怖い」と感じている人にも向いている治療と言えるでしょう。
ウルトラフォーマー3でよくある質問
ウルトラフォーマー3の施術に関する、よくある疑問について紹介します。
機械の機能やできることだけでなく、受ける前後のことも気になりますね。疑問を解消することで、不安なく治療を受けることができるようになります。
ここでは、施術後の肌のお手入れや、施術を受けられない条件、施術の流れ、費用についてみていきましょう。
施術後のお肌の手入れはどうすればよい?
施術後は、いつもどおりのお化粧をすることができます。
しかし、施術後は乾燥気味になる場合があるので、保湿はしっかりとする必要があります。
施術を受けられない条件は?
下記に当てはまる人は施術を受けることができません。
- ペースメーカー、植込み型除細動器を使っている人
- シリコン、金属糸(金属プレート)等を埋め込んでいる人
- 糖尿病、心臓疾患、発熱、感染、治療部位に感染症や重度の皮膚疾患、ケロイド体質の人
- 妊娠中、または妊娠の可能性のある人
詳しく知りたいときは、クリニックに相談しましょう。
どのようば治療の流れ?
入院なしでカウンセリングのみ受け、治療時間は30〜90分程度のところが多いです。照射を受ける範囲によって治療時間は変わります。
治療後の通院も不要です。
値段はどれくらい?
ウルトラフォーマー3のハイフシャワーを顔全体に行った場合の費用は、3〜4.5万円程度の価格設定のところもあります。目元だけのアイハイフはだと2万円程度など、範囲や内容によって価格は異なります。
また、施術する病院によっても施術範囲や設定されている照射回数が違うため、費用は異なります。クリニックのホームページで確認してみましょう。
ウルトラフォーマー3は痛みを抑えたおすすめの機器!
ハイフ施術で有名なウルトラフォーマー3とは、リフトアップ効果を得ることができる医療機器です。ほかの機器とは違い、痛みを抑えた治療が可能です。
その分、得られる効果がほかの治療と比較して緩やかなものであったり、2回以上通うことが推奨されていたりします。
しかし、急激に変化があると体への負担も気になりますし、大きなデメリットではないようにも感じますね。
本記事でウルトラフォーマー3について理解を深め、メリット・デメリットを知ったうえでほかの機器とも比較してみましょう。そして、どのような効果を得たいのかを考え、安心して任せられるクリニックと出会えることを願っています。
ここまでの内容が、治療を受けていただくためのよいきっかけとなれば幸いです。