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2021.12.28

大人ニキビの悩み・改善

Category美容に関する知識
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大人ニキビをセルフケアで治せる?

頬や口の周り、あごなどにポツポツとできてしまう大人のニキビ。

鏡を見るたびに気になりますし、つい指先で触ってしまいがちです。

大人になってもニキビができる場合、どうやってセルフケアをしていけばよいのでしょうか。

ニキビに対する悩みは誰しも尽きないのではないかと思います…

毎日のスキンケアやメイク、食事・睡眠など生活習慣のポイントについて分かりやすく解説していきますね!

大人のニキビを防ぐには?スキンケアや生活習慣のポイント

10代の肌は皮脂分泌が活発なことからニキビができやすくなりますが、成長とともに落ち着いていきます。
しかし、大人になってからもニキビの症状が続く場合は、ストレスや睡眠不足、生活リズムの乱れ、間違ったスキンケアなど、さまざまな要因が重なり合っている可能性があるんです。

繰り返す大人のニキビを防ぐ方法として、主に毎日のスキンケアや、生活習慣のポイントについて簡単に、わかりやすくご紹介していきます。


基礎的ポイント

・洗顔では摩擦せず、やさしく洗う
余分な皮脂や肌についた汚れを落とすためにも、洗顔は大切です。しかし、皮脂が気になるからと1日に朝晩の2回以上洗顔をしたり、スクラブ剤入りの洗顔料を使ったり、肌をゴシゴシと摩擦しながら洗うのは絶対にやめましょう。

(摩擦について当院のインスタにも掲載)

・洗顔は刺激の少ない洗顔料をたっぷりと泡立て、泡をクッションにしてやさしく洗います。すすぎはぬるめのお湯で髪の生え際まできちんと洗い流し、清潔なタオルやティッシュなどで優しく水気を拭き取りましょう。
・メイクをした日は、まずクレンジング剤でメイクの汚れをきちんと落とし、洗顔料で肌に残ったクレンジング剤を残さずきれいに落としましょう。

・すすぎの目安は30回と言われています。それだけ優しく肌に触れていると回数・時間はかかるものということになります。

スキンケアでは保湿を重視

・皮脂分泌が盛んな思春期のニキビとは異なり、大人ニキビは乾燥によって、肌のバリア機能が低下することでも起こりやすくなります。保湿を避ける方が稀にいらっしゃいますが、洗顔後はスキンケア化粧品ですみやかに保湿ケアを行いましょう。

・ニキビ肌のスキンケア化粧品は、低刺激で油分が少ないものを選ぶようにしましょう。「ノンコメドジェニックテスト済み」と表記された化粧品は、ニキビのもとになりにくい処方でつくられているのでお勧めです。ドラックストアでも購入可能です。

・化粧品は清潔な手のひらに広げ、上からやさしく押し込むようにして肌になじませます。このとき、肌をこすったり、ニキビになりやすい肌を刺激したりしないよう注意しましょう。

ニキビができやすい肌に必要な食事と栄養

・毎日の食事は、内側からのニキビケアにもつながります。欠食や暴飲暴食、間食をできるだけ控えて、1日3回の食事から栄養を摂取するように心がけましょう。
・肌の材料となるタンパク質、肌の新陳代謝を促したり皮脂量をコントロールしてくれるビタミンB2・ビタミンB6、血行を促進して肌荒れの解消を助けるビタミンE、便秘の改善に役立つ食物繊維など日々の食事に積極的に摂り入れていきましょう。

タンパク質→肉や魚、卵、大豆・大豆製品、牛乳・乳製品
ビタミンB2→卵、納豆、レバー、焼き海苔
ビタミンB6→マグロやカツオ、サケ、肉、バナナ、にんにく
食物繊維→穀物、イモ類、豆類、野菜・果物、海藻類、きのこ類

さらに大人ニキビには、肌のターンオーバーを整えるビタミンAやストレスによる肌のバリア機能低下を防ぐビタミンB1やビタミンCなどもおすすめですね。

その他

ビタミンA→ニンジンやかぼちゃなどの緑黄色野菜、チーズ、卵
ビタミンB1→胚芽米や玄米、豚肉、うなぎ、豆類、青海苔、焼き海苔
ビタミンC→赤ピーマン、芽キャベツ、ブロッコリー、レモン

食事にプラスしてサプリメントや美容クリニックで内服薬の処方をしてもらうのも良いでしょう。

かつてはチョコレートやピーナッツ、揚げ物など、甘い食べ物や脂っこい食べ物を摂るとニキビができると言われてきましたが、現在ではこれらの食べ物が必ずしもニキビに悪影響を与えるとは言えないことが分かってきたそうです。

なんだ!それなら好きなものたくさん食べちゃお♡・・・とはいきません。

糖分の多い食べ物や動物性脂肪の多い食べ物は、皮脂の成分であるトリグリセリド(TG)を増やす可能性があり、皮脂の過剰分泌に悩んでいる方は控えたほうが良いかもしれませんね。

睡眠不足を解消する

・肌は、睡眠中に活発な細胞分裂を行います。ニキビや肌荒れを起こした肌をすこやかに生まれ変わらせるには、十分な睡眠が欠かせません。

・睡眠で特に大切なのは、眠りに落ちて最初の3時間の間に訪れる「ノンレム睡眠(深い眠り)」です。これは聞いたことがある方もいるかもしれませんね。最近ではアプリでこのノンレムを計ることなど出来ます。この3時間の間に成長ホルモンが十分に分泌されることで、肌の再生活動が盛んになります。
深くぐっすりと眠るためにも、毎日決まった時間に自然と入眠できるようなライフスタイルをまずは心がけましょう。ベッドに入る1~2時間前に入浴をして体温を上げておき、寝る直前のテレビ・スマホなど光を発する機器は使用しない…など自分なりの工夫を取り入れてみましょう。

ストレス対策などその他のポイント

・ストレスは大人ニキビの大敵です!適度に体を動かしたり、入浴や香りでリラックスしたり、歌や音楽を楽しんだり、友人と出かけるなど、自分に合った方法でストレスを解消しましょう。
また、ニキビを潰したり、触ったりするのは絶対にNGです。髪の毛が触れることでもニキビの刺激になるので、髪型をまとめるなどして工夫をしましょう。顔に触れる機会の多い枕カバーやメイク用のブラシやパフなども、常に清潔にしておき頻繁に買い替えるようにしましょう。

なるべく顔周りは触らない、気にしない。がベストです。外では特に手には菌が付きますので無駄に顔に触れる癖がある方は直すように心がけてみましょう。

繰り返す大人のニキビにはノンステロイド処方の治療薬!

・睡眠不足やストレス、偏った食生活など、様々なことが原因で引き起こされる大人ニキビ。
原因も気になるけれど、とにかくニキビの炎症や進行を早く止めたい!というときは、早い段階から治療薬に頼る方法もあります。

東京銀座メディカルクリニックではニキビ薬として効果の高いと言われている、「ベピオゲル」「エピデュオ」「ディフェリンゲル」など塗布薬を多数ご用意しております。

女性ホルモンのバランスが関係していればピルの処方もいくつか種類がありますので、自己判断で終わらせず、早めの治療を心がけてくださいね!

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