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2022.10.15

不調の原因はホルモンバランスの乱れ?

Category美容に関する知識
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疲れやすくてやる気が出ない、なんだか肌の調子が悪い…。その原因のひとつとして考えられるのが、ホルモンバランスの乱れです。特に、季節の変わり目はホルモンバランスが乱れやすい時期でもあり、精神的に不安定になったり、体調や肌の不調を引き起こしたりといった症状に悩まされる人も多いでしょう。

女性の体とホルモンバランスの関係

生理周期をくり返す女性の体は、ホルモンバランスによって調子が大きく左右されます。ここではまず、女性の体のホルモンバランスが乱れる原因について見ていきましょう。

ホルモンバランスが乱れる原因

ホルモンバランスが乱れるおもな原因には、「加齢」「ストレス」「不摂生な生活」が挙げられます。

●加齢

ホルモンは、若いころにはたくさん作られますが、歳をとるにつれて減少していきます。ホルモンの減少によってホルモンバランスが乱れた結果、体内の機能が低下し、さまざまな不調が現れやすくなるのです。

●ストレス

多忙な生活や精神的な緊張、激しい気温差など、心身が受けるストレスはさまざま。ホルモンの多くは脳の指令によって分泌されますが、脳はストレスに対してとても敏感です。大きなストレスを受けることで脳の機能が低下し、ホルモンを分泌する体の各部位がうまく働かなくなってしまうのです。こうした原因も、ホルモンバランスの乱れにつながります。

●不摂生な生活

睡眠不足や暴飲暴食といった不摂生な生活を続けていると、当然、体が受ける負荷は大きく、弱っていきます。その結果、ホルモンが十分に作られず、バランスが乱れる場合もあります。

 

ホルモンバランスは生理周期によっても変化する

女性ホルモンは、「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2種類に分けられます。これらのホルモンは、生理周期とともに分泌量が変化します。そして、この分泌サイクルが乱れると、生理不順が起こりやすくなるのです。妊娠が成立しない場合、女性の体は一月ごとに生理周期を繰り返します。この短い期間でも、ホルモン分泌量は変化するため、体調も変わりやすいのです。特に、プロゲステロンの変動が大きい排卵後から次の生理までのあいだは、心身の不調を感じやすい時期のため、できるだけ疲れやストレスを受けないように過ごすことがポイントといえます。

ホルモンバランスの乱れが引き起こす症状

ホルモンバランスの乱れを放置すると、自律神経失調症のような病気に発展してしまうおそれもあるため、注意が必要です。
自律神経は、呼吸や代謝、消化といった、意識してコントロールすることができない体の機能を調整する役割を担っています。自律神経の乱れは、頭痛や動悸、不眠症、のぼせ、多汗など、さまざまな症状の原因となります。さらに女性の場合は、PMS(月経前症候群)や生理不順、不正出血、不妊などの婦人科系の疾患にもつながりかねません。
このような症状を予防するためにも、ホルモンバランスを整えることはとても大切です。

女性のホルモンバランスの乱れは、基礎体温を毎日計測し、基礎体温表を作ることでも確認できます。原因がわからない心身の不調を感じている場合は、ホルモンの分泌と体温の変化にも意識を向けてみることもおすすめですよ。

毎日を健康的に過ごすためにも、自分の体と向き合いながら、適度なケアでバランスを整えていきましょう!

 

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